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歯科治療コラム

転んで歯が抜けてしまったら|初台・幡ヶ谷・笹塚の歯医者・歯科

転倒などにより前歯が完全に抜け落ちてしまうことは歯に関わる外傷の中でも
患者さん本人、またはご家族を最も動揺させてしまう事件の一つです。

普段の臨床で出くわす頻度の多いものではありませんが救命処置同様、1分1秒が
その歯の予後を左右しますので歯科医師としては確実に手技をマスターしたい事項の一つになります。

ちなみに歯科の世界には「患者」ではなく「患歯」という言葉があります。
歯科医師は「木(歯)をみて森(全身)を見ず」とよく揶揄されますが
「木」を真剣にみることは何より大事なことです。

脱臼した歯をいかに元通りに戻すかは世界中の患者さんと歯科医師が非常に関心のあるところです。そのため世界中の患者さんが等しく質の高い治療が受けれるよう有名な先生方が集まり統一した治療方法に対する共同声明を論文のかたちで発表します。このような統一した指針をだしていただくと我々にとっても自分が正しい治療をしているかどうかの判断材料になります。(逆にいうと知らないは許されません!!)

今日はその共同声明から「患者さん本人」、または「周りの方」がクリニック受診までに
いかに良い状態で歯を保存していただくかご紹介していきたいと思います。
ただしこれは全身状態に問題がない局所の外傷に限ります、当たり前ですが歯を探していて救命が遅れるようなことがないようにしなければなりません。

1.まずは患者さんを落ち着かせ、脱臼した歯が永久歯であることを
確認してください。乳歯であれば元に戻す処置はしません。

2.歯はをつかむ時は必ず歯の冠の部分を掴み、なるべく根にあたる部分は触れないようにしてください。根の表面には再び歯が生きるために重要な細胞がたくさん付いています。

 

3.歯が汚れているようであれば冷流水で流してください(10秒以内)。その後、抜けた穴に
歯を戻せるかどうか勇気をもって挑戦してみて下さい。正確な位置でなくても構いません。幸運にも戻すことができたらハンカチなどをかませてそのままの状態でクリニックを受診して下さい。

4.もし何らかなの理由で抜けた穴に歯が戻らない場合には牛乳またはそれ専用の処置液につけて運んでください。また意識のはっきりしている患者さんでは口の中にいれて運ぶのも妥当です、ただしお子さんなど飲み込む危険のある患者さんでは容器に唾液を貯めてその中に歯を入れてください。決して水道水に浸けないで下さい、根の表面についている細胞が死んでしまいます。そのまま乾燥状態にさらすのも同様に細胞が死んてしまいます。専用の処置液は学校の保健室などに置いてあります。
http://www.neo-dental.com/ip/prdfs/ts/ts.htm

 

5.ここまで終わったらとにかく最寄りの歯医者に駆け込んでください。

治療後は長期間にわたって経過観察が必要です。レントゲンで確認することも重要です。
歯科医師と良い信頼関係を築き頑張って通院するようにしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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