根管治療|初台駅から徒歩1分の歯医者さん「はまだ歯科医院」 幡ヶ谷からも多数来院

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根管治療

ルールに則った精密根管治療

はまだ歯科医院ではPESCJ歯内療法認定医(※)が在籍しており、原理原則に則り、科学的根拠に基づいた『根管治療(根っこの治療・神経の治療)を行なっております。
虫歯が進行し、やがて虫歯菌が神経に到達すると、痛みが出ることがあります。こうなってしまうと、細菌に感染した神経を取り除き、根管(神経が入っている管)を綺麗に清掃する必要があります。その後土台を立てて被せ物をかぶせる治療を行います。 『根管を綺麗に清掃する作業』をいわゆる根管治療と呼びます。根管治療の成功率は100%ではありません。それは治療を困難にする様々な要因があるからです。

  • PESCJ歯内療法認定医:「PESCJ」は、根管治療・歯内療法の専門医グループです。詳細はオフィシャルサイトよりご覧ください。
    PESCJオフィシャルサイト: http://www.pescj.org/

根管治療を困難にする様々な要因

要因1. 診査診断の難しさ

根管治療を要する歯の主な症状としては腫れ、痛み、瘻孔(サイナストラクト)などがあります。しかし、これらの症状は虫歯や知覚過敏、歯槽膿漏などでも同様の症状が見られる場合があります。また、破折(根が割れている)を起こしている場合、手術をしなければ診断がつかないケースもあります。さらに歯が原因でなく疼痛が出現する非定型顔面痛などの場合もあるため診断が非常に難しいです

要因2. 解剖学的要因

根っこの中(根管)は非常に複雑で網目状に入り組んでおり、無数に枝分かれしています。また根の長さや形態は歯の種類によってそれぞれ個人差があります。この解剖学的形態の複雑さ故に、細菌を100%無菌にすることは不可能です。根管の種類にもよりますが、治療終了時でもおおよそ30〜50%未接触の部分があるとの報告もあります。

要因3. 細菌の薬剤抵抗性

細菌を殺菌する薬剤を使用しても、薬剤抵抗性の細菌がいることがわかっています。

要因4. 逃し根管の存在

マイクロスコープを使用しなければ見えない根管があります。また見えていても器具・薬剤が届かないことがあります。

これは上顎6(上あごの歯の奥から2番目の歯)ですが、専門的にはMB2と言って顕微鏡がなければ発見することは非常に困難です。
こうした手付かずの根管があると痛みが取れない原因になることがあります。

要因5. 根管外の異物反応

根の先の外側(根尖孔外)に感染が残る場合や、根の先に、従来入っていた材料やお薬、治療中に破折してしまった器具が飛び出してしまった場合などは治癒を妨げてしまう場合があります。

根管治療の成功率

成功率は100%ではありませんがしっかりと治療を行うことで本来高い成功率が得られます。
状況によって成功率は変わりますが、概ね50〜90%と報告があります。神経を初めて取る治療の場合は成功率も高く、90%以上との報告が多いです。しかし、再治療になればなるほど(治療をやり直すほど)成功率は低くなります。
何度も根の治療を繰り返し、根の先端が本来の形態を留めていないような場合は50%程度に成功率は下がってしまいます。

文献的成功率とは基準が違いますが、日本の従来型の治療では、根の先端に40〜60%でレントゲン的に炎症を示す所見が見られると言われています。できる限り最初の時点で『質の高い治療』を受けることによって、ご自身の歯を、抜歯することなく長い間使っていただけることに繋がります。
また、根管治療後は速やかに精度の高い被せ物をかぶせて、細菌の侵入から歯を守ることが非常に重要です。さらに治療が終了しても定期的に経過を見せていただくことは欠かせません。

無菌的環境作りに欠かせないラバーダム防湿

マイクロスコープを使用しても、最新の器具を使用しても、CT撮影を行なっても、ラバーダム防湿を行い無菌的環境下で治療を行わなければ意味がありません。根管治療を行う際や、虫歯と神経との距離が近い歯の治療を行う際には必要不可欠です。米国においてはラバーダム防湿は必須の処置になりますが、日本で実施している医院は残念ながら全国でも5%以下とも言われており非常に少ないのが現状です。

ラバーダム防湿とは治療対象歯だけをゴム製のシートで隔離露出させ、唾液中の細菌による治療部位への感染を防ぐことが主な目的です。また、一般的に根管治療の際には殺菌力の強い洗浄剤を使いますので薬液が口腔内に漏れ出さないようにすることができますし、器具器材の誤飲防止、などといったメリットもあり、安全に治療を行い、かつ、成功率を上げるためには必須の処置となります。逆にラバーダム防湿を行わずに根管治療を行うことは細菌感染のリスクが高まり再治療の原因となる可能性があります。
もちろんラバーダムを行わずに治療を行ったからと言って100%再治療になるわけではありませんが、無しで治療を行うよりも有るに越したことはありません。

マイクロスコープを使った精密根管治療

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用することで今まで見えなかったものが見えるようになり、しっかりと確認をしながらの治療が行えます。肉眼と比較すると、2〜20倍に拡大できますので、根管の見逃しやイスムス、フィン、側枝(そくし)、樋状根(といじょうこん)などといった複雑な形態をした根管内を可能な限り清掃することが可能です。
下の画像が肉眼で見た状態とマイクロスコープで見た状態です。どちらが隅々まで見えるか、は一目瞭然です。マイクロスコープを使用しても100%根管内を無菌にすることは不可能ですが、ルールに則った精度の高い根管治療を行うことで、『何度治療をしても一向に良くならない』『治療が終了しても痛みが取れない』『治療の施しようがない、と言われた』というような状況になった歯でも救える歯がたくさんあります。抜歯という最悪のシナリオを回避できる可能性が飛躍的に高まったと言えます。

マイクロスコープ根管治療例 1

MB2と言われる、肉眼での探知は困難な根管も顕微鏡を用いることできちんと根管治療が可能になります。

マイクロスコープ根管治療例 2

以前は手指の感覚で行っていた根管治療も、顕微鏡下にきちんと治療を行うことで成功率が上がります。

マイクロスコープの世界

マイクロスコープで千円札の右上部分を拡大してみました。
普段は線にしか見えない部分に、文字が入っているのが見て取れます。

肉眼
低倍率
高倍率1
高倍率2

従来の根管治療で改善できない場合は外科的歯内療法を行います

外科的歯内療法とは、手術で根の先を切断してその切断面に特殊なセメントを詰めていく治療方法です。歯茎を切ってお口の中で歯根の切断の手術を行う『歯根端切除術』と、一度意図的に抜歯をして歯根を切断した後にまた元に戻す『意図的再植術』があります。これらは部位・状況によって処置が変わります。
主に口腔外科で行われていた従来の古典的な外科的歯内療法では成功率は40〜60%と決して高いとは言えませんでした。しかしながら近年マイクロスコープを併用した場合(モダンサージェリーと言われます)では飛躍的に治療の精度は上がり、90%以上の成功率が報告されております。このように、従来の根管治療が奏功しない場合でも外科的に切除することで根管内の感染を遮断、除去できれば歯を保存することが可能になります。

診査診断を行わなければ、全ての歯が必ずしも保存できるとは言い切れませんが、精度の高い専門的治療を行うことで歯を残せる可能性が高まると言えるでしょう。

濱田院長特別インタビュー
「欧米では当たり前の治療を日本に」

実施している「根管治療」とは具体的にはどのような治療なのでしょうか

歯の根と神経を治療する方法です。 虫歯が進行すると、原因となっている菌が神経に侵入して痛みを発生させます。
こうなった場合、菌に侵食された歯を削り、神経を取り除いて、神経が入っている根管をきれいに清掃してからかぶせ物で覆う治療を行います。
言葉では簡単に聞こえますが、実は根管は複雑な形をしていて肉眼で全てを確認しながら完璧に菌や神経を取り除くのは難しいのです。
そして菌を残したままかぶせ物をしてしまうと、そこから侵食が始まって同じ治療を何度も繰り返すことになります。

「マイクロスコープ」「ラバーダム防湿」を使っている理由

そこで私たちの医院では、「マイクロスコープ」を使って精度の高い処置を施すことで、「抜歯」という最悪の事態になる確率を大幅に下げる治療を実施しています。
その際には「ラバーダム防湿」という処置を実施しています。
これは治療を必要とする歯以外の部分を薄いゴム製のシートで覆ってしまう方法です。口腔内には様々な細菌が存在していますが、そういったものが治療中の根管に侵入するのを防止するのが第一の目的です。同時に治療中の根管から細菌が浸出して、他の部位に影響を与えるのを防ぐ役割もしてくれます。
ラバーダム防湿を行うのは、欧米では必須となっていますが、残念ながら日本では、歯科医のほんの数%しか実施されていません。
当院では確実なラバーダム防湿を実施し、使用する器具にも十分な滅菌を施すことによって、無菌的な環境で治療を行っています。これまでこの治療法を行ってきて、痛みが取れなかった人はいません。また、再発して同じ治療を繰り返さなければいけない患者さんも、ほとんど出ていませんので、安心して治療を受けていただければと思います。

「痛くなる前に神経を取りましょう」の誤り

すでに1965年の時点で、歯の根の病気の原因は細菌であることはわかっています。その原因を取りきって、しっかり治療をしてあげれば、歯の寿命を延ばすことはできるのです。これを「歯内療法」と呼びます。
従来の治療では、「痛くなる前に神経を取りましょう」「難治化する前に抜歯しましょう」ということが多く言われていました。
しかし、私たちのような専門医が適切な処置を施せば、虫歯がかなり深くなり、神経が露出しているような症例でも、神経を取ったり、抜歯したりすることなく治療することが可能なことがあります。

例えば、神経にアプローチするには、歯を削って穴を開ける必要があります。その際に、銀歯になって目立つのが嫌だから、白い充填剤や部分的なインレイを使用することがあります。しかしそれだと、歯の強度が保てません。一般的に、神経へのアプローチのために歯を削ると、それだけで70%弱強度が落ちると言われています。
歯内療法を行なった場合は、必ずかぶせ物をして強度を保つ必要があるのです。根の部分の治療をしっかり行って、削った分だけかぶせ物をすれば、歯は長持ちします。

365日のうちのたった3~4日で得られる「一生の歯の健康」

歯が痛くなる前に小さな異変を発見することが大切です。
そのためには、だいたい3ヶ月に1回は来ていただくことが望ましいと思います。こういうと面倒に思われるかもしれませんが、1年365日のうちの3〜4日間だと考えれば、負担が減ると思います。
そのほかには、毎日のブラッシング、歯磨きをしっかりしていただくことが重要です。
私たちの医院では、患者さんの生活パターンや歯の磨き方のクセ、それに汚れの落ち方の違いなどによって、歯科衛生士がパーソナルに指導するようにしています。歯ブラシも「処方する歯ブラシ」というように、患者さんに合わせていろいろ用意しています。

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