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精密根管治療

神経の治療について

2014.06.26

はまだ歯科医院のHPをご覧いただきありがとうございます。

今回は神経の治療について書いていきたいと思います。神経の治療を専門用語では根管治療といいます。

神経の治療、神経を抜く治療、根の消毒の治療などといわれるものは全て根管治療にあたります。

根管治療はその歯に対して初めて行う治療なのか、以前に根管治療した歯の予後が不良で再び行う再根管治療なのかでその治療手順、難易度は変わってきますが、いずれも歯の神経の管に入り込んだ細菌を取り除くことが治療の目標になります。

 

 

レントゲンは以前、下アゴ(下顎)前歯の治療を行ったものです。左の写真2枚の黄色の矢印で囲まれている黒い陰は根の先に病気を作ってしまっている状態です。(根尖病変といいます。)3枚目の写真では神経の管の部位を清掃、消毒し最終的に神経の管の中を密封するように白色のお薬を詰めています。治療後数ヶ月の時点で撮影したレントゲンではオレンジで囲った部位に黒い陰が消失していることがわかります。幸いにも治療が奏功し骨が再生している事を示しています。

根尖病変の原因が細菌である以上、根管治療の成功には細菌を排除する事とそれ以上細菌を混入させないことが必要です。

治療中も可及的に(出来る限り)無菌的環境下で治療を行うことが非常に大切です。

使用する器具は可能な限り滅菌処理をし、治療中は細菌をたくさん含んでいる唾液を歯に触れさせてはいけません。

続編で詳しく書いていこうと思いますが、唾液と歯を出来る限り触れさせないよう当院では根管治療の際に必ずラバーダム防湿を行っています。

この「ラバーダム防湿」が根管治療の成功の鍵を握っているといっても過言ではありません。

次回は、ラバーダム防湿についてです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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記事の執筆・監修者について

初台 はまだ歯科・矯正歯科
院長 濱田啓一

東京医科歯科大学大学院博士課程を修了後、大学院講師や総合病院での歯科口腔外科長などを歴任。歯科医師として様々な経験を積んだ後、初台はまだ歯科・矯正歯科を開院、院長就任。

<所属学会・研究会・団体>
日本口腔インプラント学会、R.V.TUCKER Study Clubs、米国保存修復学会(アメリカの虫歯治療の学会)、日本口腔外科学会、日本審美歯科学会、インプラント再建歯学研究会

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