40代女性の患者様です。
左上(向かって右側)に乳歯の晩期残存がみられます。
晩期残存とは生え変わるはずの永久歯が欠損しているため乳歯がそのまま残っている状態です。
乳歯は動揺もなく日常生活の中でご不便を感じておられませんが虫歯になっている点と周囲の歯と比べ色調に差があります。
また、乳歯は歯のサイズが小さいため、その小さな歯と噛み合うように下の歯が突出しているのがわかります。
虫歯の治療後はご自身の歯質が少ないため歯の補強と大幅な色調の改善が必要なためにクラウンでの修復治療といたしました。
歯に少し膨隆をつけることと若干周りの歯より明るい白さで製作することで乳歯ですが歯を大きく見せることができました。
治療費 ジルコニアフルレイヤリングクラウン 140,000円
治療回数 2回(但し前歯の場合は一回で歯の色が合わないことも多く調整に回数がかかる場合があります)