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精密根管治療

根管治療に本当に必要なことは

2016.03.14

ご無沙汰しております。長らくブログの更新が留まっておりましたが、これから、またすこしずつ新たに更新していこうと思います。よろしくお願いいたします。

昨年の5月(準備期間を含めると2月ごろからでしょうか・・・)から、講習会でトレーニングを受けておりました。それは歯内療法という分野です。

歯内療法とは、聞き慣れない言葉ですが、どういった治療でしょう?

それは、

①歯髄温存療法・・・歯の神経を残す治療

②根管治療・・・神経の治療

③外科的歯内療法・・・通常の根管治療では治癒することが難しい場合の外科治療

です。

歯の中の治療を一般的に根管治療ということが多いです。根の中から歯の神経、細菌、古い充填物、などをマイクロスコープ下に丹念に除去します。または根管治療を行わずにすむように歯髄温存療法や、治療が奏功しない場合に外科的歯内療法といった治療を行い、ご自身の歯をできる限り残すことが歯内療法の目的です。

近代歯内療法の歴史の中でMTAセメント・Ni-Tiファイル・マイクロスコープは歯内療法の世界に革命をもたらしたと言われており、様々な歯科関連の商業雑誌やネット等で盛んにコマーシャルされています。確かにこれらを組み合わせる事で今まででしたら抜歯せざる得なかった難症例を救うことができるようになりました。しかしながらこれらのアイテムはあくまでもオプション的な存在であって歯内療法の根幹となるコンセプトはこれらを使用することではありません。

 

いろいろとお伝えすべきことはありますが、この1年間で学んできた事を順次ブログでお伝えしていこうと思います。

以前ブログに書きましたがラバーダム防湿(https://www.hamada-dc.com/blog/archives/248)から次回お伝えしたいと思います。

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記事の執筆・監修者について

初台 はまだ歯科・矯正歯科
院長 濱田啓一

東京医科歯科大学大学院博士課程を修了後、大学院講師や総合病院での歯科口腔外科長などを歴任。歯科医師として様々な経験を積んだ後、初台はまだ歯科・矯正歯科を開院、院長就任。

<所属学会・研究会・団体>
日本口腔インプラント学会、R.V.TUCKER Study Clubs、米国保存修復学会(アメリカの虫歯治療の学会)、日本口腔外科学会、日本審美歯科学会、インプラント再建歯学研究会

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