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マウスピース矯正

20 代男性 歯肉退縮を伴う叢生に対するアライナー矯正(クリアコレクト)と結合組織移植術(CTG)の包括的治療|初台・幡ヶ谷・代々木・渋谷・新宿|

2026.02.22

症例概要

治療内容: マウスピース矯正(クリアコレクト)・歯周外科治療(結合組織移植術:CTG)

アライナー治療枚数: 48枚

治療期間: 96週

治療費用:
クリアコレクトミディアムコース
738,000円(税込)
歯肉退縮部位への歯肉移植術 (CTG):
2部位 110,000円(税込)

主なリスク・副作用: 矯正治療に伴う一時的な痛み、違和感。外科処置に伴う術後の腫れ、痛み。

治療前の状態と治療計画

患者様は上下の歯のガタガタ(叢生)の改善をご希望されていました。 しかし、お口の中を詳しく拝見すると、**左側の上下の犬歯(#23、#33付近)において、歯肉が下がる「歯肉退縮」**が認められました。

マウスピース矯正に限らず、歯を動かす矯正治療では、もともと歯肉や骨が薄い部分の歯肉退縮がさらに進行してしまうリスクがあります。 そこで本症例では、より安全で審美的な仕上がりを目指すため、矯正治療を開始する前に「結合組織移植術(CTG)」という歯肉を増足する外科処置を先行して行いました

治療の経過

1. 結合組織移植術(CTG)による歯周組織の改善

まずは歯肉が不足している部位(#23、#33)に対し、上顎の口蓋から採取した結合組織を移植するCTGを行いました。これにより、薄くなっていた歯肉に厚みと高さを持たせ、これから矯正の力に耐えうる強固な歯周組織を構築しました。
矯正治療に関連した歯肉退縮に対する結合組織移植術

 

2. クリアコレクト(マウスピース矯正)による歯列改善

歯肉の安定と回復を確認した後、アライナー矯正「クリアコレクト」による歯の移動を開始しました。 合計48枚のマウスピースを使用し、96週間の期間を経て、少しずつ理想の位置へと歯を移動させました。事前にCTGを行っていたおかげで、歯肉を下げることなく安全に歯列を拡大・整列させることができました。

治療後の結果(Before / After)

【Before】治療前 アライナー矯正前上下の前歯が重なり合って生えており、全体的に歯列が乱れています。また、左側犬歯の歯の根元が見えかかっている(歯肉退縮)のがわかります

【After】治療後 歯科矯正治療後の口腔内写真
マウスピース矯正ガタガタだった歯並びが綺麗なU字型のアーチに整い、噛み合わせも緊密になりました 注目すべきは歯肉の状態です。事前にCTGを行ったことで、矯正後も歯肉が下がるどころか、美しく健康的なボリュームとラインを維持・獲得できています

担当医からのコメント

矯正治療は「ただ歯を綺麗に並べる」だけではなく、その土台となる歯ぐきや骨(歯周組織)の健康状態を見極めることが非常に重要です。 もし、初診時の歯肉退縮を見逃してそのまま矯正治療を進めていたら、治療後に歯の根が大きく露出してしまったり、知覚過敏が強く出てしまったりするリスクがありました。

本症例のように、歯周外科治療(CTG)と矯正治療(クリアコレクト)を適切に組み合わせることで、**見た目の美しさだけでなく、将来にわたって歯を長持ちさせる「機能的で健康なお口の環境」**を作ることが可能です。 歯並びだけでなく、下がってきた歯ぐきが気になる方も、ぜひ一度当院へご相談ください。

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記事の執筆・監修者について

初台 はまだ歯科・矯正歯科
院長 濱田啓一

東京医科歯科大学大学院博士課程を修了後、大学院講師や総合病院での歯科口腔外科長などを歴任。歯科医師として様々な経験を積んだ後、初台はまだ歯科・矯正歯科を開院、院長就任。

<所属学会・研究会・団体>
日本口腔インプラント学会、R.V.TUCKER Study Clubs、米国保存修復学会(アメリカの虫歯治療の学会)、日本口腔外科学会、日本審美歯科学会、インプラント再建歯学研究会

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